おかみの花日記

吾亦紅

| 2001-10-13 16:59:00 | トラックバック(0) | コメント 603 通 |
背炙り山の頂上付近、草原の秋風に吹かれて揺れる吾亦紅は寂しそう。
夏の終わりごろから蕾をつけ咲き始めるが、何も知らない人にこの花を示し花なのだと言っても、とても花とは認めたくもないであろう、風に揺れながら「私だって赤いのよ、私だって花なのよ」と訴え掛けてくるような気がする。
「私だって女なのよ、振り向いて…」昔の人はそんな切ない女心をこの花に見ていたのだろう、ところが、この花の語源はそういう意味とは違うらしいことを最近知った。
しかしやはりそんなことはどうでもいい、戦国時代は枯梗を朝顔と呼んだ様に、花には人の思いを反映して時代により花の呼び名さえ変えてしまう。
私は風に揺れる吾亦紅が切ない女心を反映しているのだと思う。