おかみの花日記

うのはな

| 2006-07-03 10:38 | トラックバック(0) |
うのはな
いつもお世話になっていお友達の家に向かう時、この季節決まった場所でウノハナの木を見つけていた。

帰りがてらに必ず枝振りの良い花をいただき、我が家に帰り活けてみたものです。ところがこの間、いつもの場所へ行ったら根元からチェンソーのようなもので跡形も無く刈り取られていた。


辺りは昔、恵日寺という大きな寺院が古代に在ったといわれてる磐梯山の山麓、刈りとられたウノハナとがっかりした私の気持ちをよそに、ホトトギスの鳴声だけが晴れ間の見えた磐梯山麓に風と共に流れていました。

万葉集にもウノハナとホトトギスを共に詠いこんだ和歌がいくつもあるといいます。

「ウノハナの匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて忍び音漏らす夏は来ぬ」と童謡を作曲した、佐々木信綱はよほど古典の教養があったのでしょうか。

人里に身近にあったがゆえに和歌にもたくさん詠まれたのでしょうが、この花も他の夏花同様、誠に水揚げが難しい。

そういえば、近頃この花もあまり見かけなくなってきた。

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